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成城ブルーHOUSE/傾斜地の樹木を残す

 

建築主は高台の眺望の素晴らしいこの地を活かした住宅づくりを要望していました。急傾斜でありながら平面的にも不整形の土地に対しどのような空間が良いか、無数の可能性がある中、建築主と議論を重ねながら、計画が決まりました。テーマは ”緑の中を散歩する空中住宅”。既存の樹木をそのまま残しながら斜面を活かした立体空間、あたかも森の中を散策するような、住宅です。急斜面地でありながら物周囲の樹木を残しながら施工することは高度な施工技術が要求されますが、建築主、施工者の熱意があってこそ初めてこのテーマを実現できたことを改めて痛感しました。

 

成城BHHP,01