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合掌ノイエ/治療院兼用住宅

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典型的な都市型住宅地に建つ治療院を併せ持つ住宅。都市計画上の法的制約がある中、最大限のボリュームの確保するため建物の接地面をセットバックし中間部を張出し建物の上端部を境界線から放し「くの字型」のフォルムとすることでより大きなボリュームを確保することが可能となった。これにより内部空間に変化をもたらし、3層でありながらひとつの連続した空間として意識することが出来ると考えた。あたかも手を合わせたような”合掌”の空間によって包み込まれ’職と住’がゆるやかに同居する、新しい暮らしの場、の創出を実践した。
1階に仕事場である治療院を配置し2,3階は住居とし職場と住まいの階を行き来する中間領域としての階段と傾斜した壁を共有することで意識的にも物理的にも仕事場と住まいがゆるやかに共存する新しい都市型住宅を意図した。上部に開いた壁に囲まれた職場と居間は拡がり感と開放感を与え、閉じられた壁によって包まれた最上部のプライベート空間は安心感と安らぎ感を与え開く壁と閉じる壁によって一日のサイクルを完結するよう空間が出来ることを願った。くの字型のフォルムのコーナー部に開口部を設けることで空と地につながる視界が生まれ密集地でありながら拡がり感のある空間が創出できると考えた。

所在地
東京都目黒区
竣工年
2017年
用 途
治療院兼用住宅
敷地面積
180㎡
延床面積
103㎡
構 造
RC造
施 工
株式会社フォルマ
写 真
下村康典
合掌ノイエ/治療院兼用住宅

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