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玉田学園総合整備計画

カテゴリ
受賞
2004.11 新建築掲載、2001.5 建築技術掲載

阪神淡路大震災で大きな被害を受崩壊した建築、斜面の崩壊などが複雑な地形にある大学の復興プロジェクトである。一部平坦な部分を除きすべての敷地が斜面となっている地形を活かし、平坦な部分は円形のキャンパス広場とし設計しそれを取り囲むように建物を配し、均一ではなく大きさや高さの変化を与え、傾斜地ならではの、ダイナミックな景観を目指した。設計当時、斜面地の景観について学ぼうと、イタリアの山岳都市を廻り、折り重なる景観の素晴らしさと広場のシンボルとしての塔が空間を引き立てている空間構成に感動した。‘光の塔‘と命名されたガラスの階段は学生たちの交流の場として、また広場のシンボルとし、神戸復興の希望としての願いを込めた。

所在地
神戸市長田区
竣工年
2001年3月
用 途
教育施設
敷地面積
27000㎡ (傾斜地)
延床面積
13000㎡
構 造
RC,SRC造
施 工
戸田建設
玉田学園総合整備計画

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