水盤のある家
- カテゴリ
- 傾斜地住宅
世田谷国分寺崖線に建つ住宅である。自然資源がそのまま残る環境にあるが、同時に急傾斜地で高台に位置している。急傾斜地を活かし3層構造とし、階によって異なった眺望を確保するため各階がずらして重ね合わせるような空間構成とした。プライベートスペースは自然の森を取り込んだ環境とすること、LDK空間からは高台を活かし遠景の二子玉川のビル群の眺望を取り入れることした。LDKに面し水盤を設けることにより、水盤が自然光が反射して建物に”光の揺らぎ”を映しこみ、落水の音色を感じる、五感を刺激する、そんな住環境を目指した。近景の樹木と遠景の都市が映り込み、変化のある住空間の演出を試みた。
- 所在地
- 東京都世田谷区
- 竣工年
- 2013年
- 用 途
- 住宅
- 敷地面積
- 235㎡ (傾斜地)
- 延床面積
- 175㎡
- 構 造
- RC壁式構造
- 施 工
- 辰
- 写 真
- 辰